タルオルムはこっち来てからは毎回みております。
タイトルは『金銀花永夜』。
生きるために作ってきて守ってきた民族教育の血を、時代とともに隠したりやんわりさせながら闘う先生と生徒たちのお話です。
保護者や世間と自分たちの信念の狭間で、それでも民族の血筋を絶やさぬ為葛藤する心模様がリアルでした。
仕事がなかなか良い雰囲気にならなくて、不安が先立つこの頃、つい感情移入して鼻水が出るほど泣いたぜ。
でもがんばらないとと思えたわ〜。
なんかすごい鉄板な作品です。
ドキュメンタリーの『ウリハッキョ』もそうだけど、ウリハッキョってのはやはりただあたたかくてというより、歴史が重くて尊い分さらに感動できるんだろうね。
政治色がどうとか、教育水準、環境いろいろな声があるけどこの一年自分なりにいろいろ民族教育の魅力を探ってきたけど、お金はかかるのは確かだけど身につくもの申し分ないと堂々と言えるようになったよ。
自分は当たり前すぎて、ウリハッキョの何が魅力で何がメリットかとか考えたこともなかったけど、そうゆうの自覚しとかないと結構あたりまえじゃない人たちに伝わりきらなかったりするし、そもそも選択肢も多い世の中になったから。
そうやって朝鮮人=ウリハッキョという無条件さがあまり常識ではなくなっている環境で、いい教養材料になるような作品だったな。
若い保護者に見てもらいたいわ。
二月に東京のタイニイアリスでも上映するから、東京の人もたくさん見てくれたらいいな。
0 件のコメント:
コメントを投稿