2009年9月3日木曜日

読書

これは、前に図書館で借りてきた本。

松本清張の手記みたいなやつ。

自分の生い立ち、日本の政治風土や、歴史に物申したり、日本書紀を疑ったり、自分の小説の種や問題意識について語ってます。

推理小説をより面白く、深めるために社会問題意識に切り込んでいく過程も面白かった。

点と線も、カラクリがすごいと思ったけど、パイプ役の課長に目に見えない自殺強要があるとか、自殺と思わせる他殺とか、そこに絡む金や政治があってよりリアリティーをもたせるのかな。


まぁ、ミステリーは殺人が必ずあって、殺人があるとこには怨恨、恨み辛みや愛情の縺れ、金がらみがありますものね。

それこそ面白いもんね。

あーどろどろした暗い小説が読みたくなってきた(笑)

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