名前だけ聞いてて、ずっと行きたかったんだけどとてもよかった!
タイトルの意味も含め、解釈はそれぞれだけど…
まず、なんと受難多い歴史を歩んでいる民族なんだろうってことを思った。
政治や思想という怪物の中で苦しんで、今もまだ清算されないことも。
うちのハラボジも強制連行で北海道に来てから、一度も故郷を見れず亡くなったので、その悲しさを思うと涙が止まらなかったです。
魚と鳥は、済州島と大阪と離ればなれになった連れ同士のこと。
神が海と空を一つと定めていたように、今は祖国は別れて、夫婦も離れているけどまたひとつになろうと願う…
魚は空で生きれない。
鳥も海で生きれない。
今は互いに交われないけど、ひとつになることを願わずにはいられないものなんだと思います。
その他は、暮らしを支えたのは妻だけど政治や大局を見る目はやはり男性のがあるようで、それはそれで役割なのかなんなのか切ない気持ちも…(笑)
しかし、昔は暴力と別れが戦いへと向かわせたけど、今はその暴力がより巧妙で狡猾で自ら内部分解に向かわせるもの。
より残酷な現実だけど、そのこと忘れちゃいけないって思った。
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